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三菱電機 裁量労働制を全面撤廃

三菱電機裁量労働制を全面撤廃したそうです。

headlines.yahoo.co.jp

裁量労働制は20時間とか30時間の一定の残業時間が固定で支払われ、残業時間がそれより少なくても、または多くても給料は一定という制度です。

三菱ではこの5年位で過労自殺や過労死で不幸にも亡くなった方が多くいて、それを踏まえて、長時間労働を助長する危険性の高い裁量労働制を廃止したと本記事は推測しているようです。

 

私は某メーカー(詳しくは記しませんが)でエンジニアとして働いていて、私の会社でも15年以上前位から裁量勤務制度を導入しています。

ちなみに私が裁量勤務となったのは主任クラスになった10年近く前です。

私のつたない認識の範囲での推測となりますが、他の大手メーカーの技術者も何年も前から裁量勤務で働いているところが多いと思います。

 

三菱の件で、各メーカーが裁量労働制をやめる方向に動きだ出すかもしれません。

でも私が本当に是正が必要だと思うのは、特定の部署や特定の人に負荷が集中することがあり、それを是正しようとする強いインセンティブが管理者に働かないということです。

日本の労働者は真面目なので、業務量が多かったり超えることが難しい壁であっても、自分の役割であればそれを自分だけで抱えてしまい、解決が難しくてつぶれてしまうことがあるように思います。一労働者としてはこういう状況に陥った時に逃げ場所を確保することが重要かなと最近では考えてます。

 

20年近く同じ会社で働いてきたため私は転職活動をしたことがありませんが、転職市場で自分がどういう可能性があるかを真剣に考え、行動していきたいと思います。

(重い腰なのでいつ着手するかわかりませんが)